2008年05月30日
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最近はITという切り口からコンサルタントを引き受けることが多くなってきている。
弊社はベトナムの日系企業をターゲットに、日本に比べて非常に小さなマーケットを対象にしているがそれでも、ITに関する相談をもらうことが多くなってきている。
その相談の内容は、会社の規模、ITの成熟度によっても違ってくるが、驚くのは日本では誰もが知っているメーカーさんでもネットワークがバラバラであったり、生産管理をエクセルで管理していたり日本のヘッドクォーターへのレポートは現地スタッフの強烈な手作業だったりするのが”現状”であるということ。
まあ日本も20年前はこんな状況だったと思う、そう思うと何故かこの”現状”にも親近感が沸いてきて何から取り掛かって良いか?わからないクライアントにも心底親身になって対応させてもらっている。
会 社の目的としては、何か困っている会社からアポがあった場合には、まずはお伺いをし、IT化を模索し、システム開発を提案し、自社でのシステム開発に持っ ていくことだが、私の提案の中ではIT化は一つのツールであり、まずは現状のクライアントの業務のなかで、どの業務をIT化すべきかを検討してもらうため の資料を作成し、説明することを大きな一つ目のマイルストーンとしている。
正直ITといっても世の中には役に立たないITがごろごろしている。
とりあえずベンダーに作らせたが実際には利用していない、というケースを多く耳にする。
そしてクライアントのITに対する不満が蓄積する。
私は、IT化したほうが良い業務と、しないほうが良い業務を提案し、クライアントとの合意形成後に最小限のIT化から提案しているかな?いやしようとしている。
この方法が会社にとって利益を生むためのベストプラクティスとは思わないが、コンサルをする上で、自社と、クライアントそして自分が利益を得るために、何をするのが良いのか?自分のスタイルというものは持ったほうが良いと思う。
私 は、今でも設計、プログラム、テストまでを自分で実施し、SEとしてクライアントに機能追加等を提案しているが、SEとコンサルの提案の差は何か?と考え ると、私のなかでは、似たものかな?と感じます。完全にフィーリングの世界ですが、違いは提案の規模が違うように感る。
コンサルは国の業務改善を提案するのに対しSEは都道府県の業務改善を提案すると言った感じの違い。
それぞれが仮説をたてて、仮説から”リターン”を産むロジック検討し、確証のあるデータで実証しなければならない。
SEでもこの機能を追加するのにどのくらいのコストがかかり、どのような効果を産むのかは考える。解り易いのがチューニングであり、時間という切り口でコストと効果が比較し易い。
ただコンサルとなると、局所的な提案ではなくもっと大きな枠で捉えるので、提案までに、様々なレビューを経る事となる。そしてクライアントとのミーティン グで自分の仮説、思いとクライアントの思いを区別して、クライアントの思いの先にあるモノを見つけて実証する。ここはITというクライアントにとっては、 ブラックボックスになっているものの中から見つけるモノよりも難しいと思う。
私は、この発見が楽しいと思う。
ゲーム性を勝手に持ち込んだりして、何でも楽しんでやるほうだが、このコンサルという仕事は、何も無くても楽しい仕事だと思う。相手があり、反応を見ながら対応を検討し、プレゼンという舞台までも用意されている。
日本に帰っても、是非続けて行きたい仕事と思いながらも現在は、スタッフの悩み相談から、プロジェクト、採用、組織計画の作成となかなかやりたい仕事に集中できないのが現状なわけで・・・
異国の地で管理するのも楽しいが、これはまた大変なことも多い。
文化はもちろん、個人でも違うしお互い母国語で話さない事が多いため埋まらないものがあったりと・・・ また別の機会にエピソードを記載予定。ではでは。
